ロックネットにはポケット式ロックネットと覆式ロックネットがあります。また、ワイヤロープを格子状に設置し、斜面上の転石を抑えるワイヤネット工法もございます。
※1 巻付グリップを使用する場合には各ロープとも、1ヶ所につき下記の長さを差引いて下さい。
18Φ:260mm, 16Φ:225mm, 14Φ:250mm, 12Φ:175mm, 8Φ:135mm
ワイヤクリップを使用する場合は各ロープとも、1ヶ所につき1mの折返し長さを加算して下さい。
※2 ワイヤクリップを使用する場合は各ロープとも、1ヶ所につき下記の数量で計算して下さい。
18Φ:5個, 16~12Φ:4個, 8Φ:3個
支柱の高さは2.0m以上とし、支柱間隔は3.0mを標準とします。
これにより支柱本数を決定します。
1.ワイヤロープ
長さは下記の通り算出し、巻付グリップを使用する場合はそれぞれ1ヶ所につき、下表のBの長さを差引いて下さい。
・吊ロープ………上方アンカーから支柱先端までの長さ
・縦ロープ………支柱先端から最下段横ロープまでの長さ
・縦補助ロープ…最上段横ロープから最下段横ロープまでの長さ
・横ロープ………横アンカーから他方横アンカーまでの長さ
2.金網
縦ロープ間隔(1スパン)は3.0mとなっていますが、重ね代0.3m(ナックル加工の場合は3.2m)幅として数量を算出して下さい。また最上段横ロープへの折返しとして、1スパン当り0.2mを加算して下さい。
3.結合コイル
・最上段横ロープ……3mに8個
・横ロープ……………3mに4個
・縦ロープ……………5mに8個
・縦補助ロープ………5mに5個
土中用アンカーは種別により耐力が異なりますので、法長、法勾配土質状況を考慮して選定して下さい。 下図のアンカー耐力表は標準的な値であり、土質によって多少異なる場合があるため、ご使用の際には 現地にて耐力試験を行い、実際の耐力を確認してください。